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HARUのスローライフ日記

~死す時は宮古の海に抱かれて~

(5/27)「小さな火」の巻 

前進したり、後退したりの連続だが、少しずつ前へ進んでいるような気がする。
心から笑えはしなかったが、1日中沈んでいることもない。
なんとか心の平静さを保とうと努力した。

鏡さえ見なければ、俺の見ている世界は今までと何も変わらない。
「他人から見た俺の外見」が少し変わっただけに過ぎない。
外見を変えることができない以上、俺の心を変えていくしか選択肢はない。

吹けば消えてしまうようなものだが、俺のカラダの奥底に小さな火が灯った(ともった)気がした――。
2017/05/27 Sat. 23:00 | trackback: -- | comment: -- | edit

(5/26)「俺は俺で」の巻 

今日も相変わらず「目」のことばかり考えていた。
「目」のことだけではなく、そこから派生して過去のさまざまなことを振り返る。
これまでの人生いろいろなことがあった。

どれも風のように現れ、蜃気楼のように静かに消えていった。
楽しかったこと、つらかったこと、あらゆることがあった。
それらすべてのことが、俺の心とカラダを形成してきたともいえる。

こうなってしまって以来、健康的な目の人を見るたびにうらやましく思う。
そして醜くなってしまった自分の目、いや、今の結果を招いてしまった自分自身の愚かさを責め続ける。
この自虐的な作業を何回、何十回、何百回と1日の中で繰り返す。

だがこんな状況にもかかわらず、不思議に思うことがひとつだけある。
それは、誰かをうらやましいと思っても、決してその人の人生と入れ替わりたいとは思わないということだ。

どんな大富豪でも、どんな一流スポーツ選手でも、どんな天才作家でもかまわない――。
君が望む誰かの人生と、君の人生とを交換してあげよう――。

もし神様がそう言ってくれたとしても、きっと俺は断るに違いない。

俺は俺でいい――。

欠点ばかりで、何の取り柄もない俺だが、誰かの人生と入れ替わりたいとは思わない。
失敗ばかりで、後悔ばかりの人生だが、ここまでいつも一緒にやってきた自分。
辛いときも、悲しいときも、いつだって同じ時間と感情を共有してきた。

だから、たとえこの「目」が元通りにならないとしても、俺は俺のままでいい。
数多くの苦難を乗り越え、ここまで一緒に人生を歩いてきたのだから最後の日まで付き合ってくれ――。
俺の人生は「俺」じゃなきゃダメだんだ――。

そう。
俺は俺。
他の誰でもない。

「俺」がいたからこそ、ここまでやってこれた。
だから俺は「俺」を見捨てることはしない。
残された人生のページは多くはないが、これからも共に歩いていこう。

138億年の悠久のときの中で、やっと手に入れたたった一度の人生。
そして人の一生なんて一瞬の光。
後悔している暇なんてない。

泣いて過ごす一生。
笑って過ごす一生。
同じ時間しか残されていないのなら、笑って過ごそう。

生まれてきて良かった――。
素晴らしい最高の人生だった――。
もし生まれ変われるとしたら、また「自分」に生まれ変わりたい――。

人生最期の日に心からそう言えるように、明日からは無理にでも笑ってやる――。
2017/05/26 Fri. 23:00 | trackback: -- | comment: -- | edit

(5/25)「カズさん」の巻 

長い人生の中で、失敗や過ちは誰にだってあるはずだ。
どれほど慎重な人間でも、どれだけ計画性のある人間でも、失敗のない人生など存在するはずがない。
俺も数えきれないほど多くの失敗や過ちを繰り返してきた。

出口が何処にも見出せず、絶対に二度と立ち直れないだろうと思った出来事もあった。
だが振り返ってみると、それらはすべて「時間」という魔法が解決してくれた。
修復不可能だと思われるほど粉々に砕けた心でさえも、気づけば自然治癒してきた。

今回の「目」の件は、俺の中で人生最大の過ちとなった。
ついに「本当に取り返しのつかない」ことをやってしまった。
どれだけ後悔してみても、どれだけ泣きわめいてみても、何も変わらぬ過酷な現実。

傷つけた部位が「目」でなかったら、確かに「時間」が解決してくれていたかもしれない。
だが「目」という部位は、精神をやられてしまう、きわめて厄介な場所だ。
いくら現実から逃れようとしても、毎朝、鏡を見るたびに自分の過ちが、まるで昨日のことのようにフラッシュバックする。

毎年、春が近づいてくると花粉症で目がかゆくなっていた。
コンタクトを装用していることもあり、かゆみとともに目が乾き、充血することも多かった。
だがそれは毎年のことなので、特に気にもとめなかった。

春先恒例の「いつものこと」だとしか思っていなかった。
だから目の渇きや、充血が悪化していたにもかかわらず、特段気にする事もなく、そのままコンタクト装用を続けた。
それらの症状が角膜の酸素不足を知らせる危険信号だとも知らずに……。

コンタクトを装用していたため、空気中から酸素を取り入れられなくなった角膜。
だが角膜には酸素が必要だ。
そこで角膜に酸素を供給するため、人体の神秘ともいえる生体反応が起きる。

結膜(白目)から角膜へ向かって、新しい血管が伸びていったのだ。
これを医療用語で「角膜血管新生」と呼ぶ。

今まで見たこともない、結膜(白目)には存在しなかった血管である。
まったく新しい血管が生成され、その血液を通して角膜へ酸素が供給された。
すべては角膜を守るために。

その新しく生まれた血管は、元に戻ることも、消えることもない。
永遠にそこにあり続ける。
新しい血管が生まれているとも知らず、俺はそれを「ただの充血」だと見過ごしてしまっていた。

俺が目に異常を感じた時点でコンタクト装用をやめていれば……。
悔やんでも悔やみきれない。
すべては後の祭り。

今日、たまたま宮古島のゲストハウスで管理人をやっているカズさんから電話がきた。
今年はカズさんの宿にお世話になるつもりでいた。
そのことで電話があったのだ。

カズさんは俺より一回りほど年上で、宮古島ではもっとも俺のことを親身に考えてくれる人だ。
2014年にシュノーケリングガイドの仕事をしているとき、折れそうになった俺の心をいつも励ましてくれたのもカズさんだった。

そんなカズさんに、はじめて「目」のことを話した。
今回の「目」のことは、親しい友人とメールやラインで話したことはあったが、電話で直接話をしたことは一度もなかった。
だから「目」のことを電話で話したのは、今日のカズさんが初めてということになる。

どこから話していいものやらわからなかった。
気持ちが高ぶっていたせいもある。
だが務めて冷静さを装い淡々と事情を説明した。

メールやラインでは、ある程度自分の感情を抑えて話すことができる。
だが電話は違った。
思わず感情が溢れてしまう。

やがてその感情が抑え切れなくなり、いつのまにか涙が頬を伝った。
言葉は不器用に途切れ途切れになった。
だがカズさんは、俺の話を最後までしっかりと聞いてくれた。

宮古に行くことも思い悩んでいると伝えた。
今の状態で行っても、楽しめる自信がないし、海にもまともに入れるかわからない。
逡巡する俺に、カズさんは優しく言葉をかけてくれた。

――だからこそ、宮古に来たらいいんじゃないですか?
ハルさんはハルさんで何も変わらんでしょ?
ハルさんを知っている人が、今のハルさんの目を見て、気持ち悪いとか、距離を置いたりとかすると思いますか?
そんなこと絶対にあるわけない。
だから目のことなど気にせず、来ればいいんですよ、宮古に。
綺麗な海や、たくさんの友達が、みんなハルさんが来るのを待ってますよ――。

カズさんのかけてくれる言葉はどこまでも温かさに満ちていて、俺の傷ついた心をやわらかい毛布でくるまってくれるようだった。
不思議なことに、こんな醜くなってしまった目でも、涙だけは汚れを知らぬ透明さを宿していた。
俺は電話口で泣き崩れた。

カズさんをはじめ、みんな俺に優しくしてくれる。
俺はそんな周りの人の優しさに今まで甘え続けてきた。
だが今回の壁だけは、自分自身で乗り越えなければならない。

周りの人の優しさが俺を後押ししてくれるような気がした――。
2017/05/25 Thu. 23:00 | trackback: -- | comment: 0edit

(5/24)「後悔と思い出の中で」の巻 

朝起きた瞬間から、夜眠りにつくその直前まで……。
1分1秒休むことなく……。
起きているすべての時間、ずっと「目」のことを考え続けている。

考える内容はいつも同じ。
なぜこんなことになってしまったのか――、という後悔。
そして、こうなってしまう前までの人生がいかに幸せだったか――、という思い出。

人生には2つの未来がある。

頑張ればできる、努力すれば乗り切れる、時間が経てば解決する。
そんな「やり直し可能な未来」――。

頑張ろうが、努力しようが、時間が経とうが、どうにもならないこと。
「やり直し不可能な未来」――。

もし「目」がこんなことになっていなければ――、俺の「今」は誰よりも輝いていたはずだった。
刻一刻と近づいてくる「宮古島への旅立ちの日」に心躍る毎日。
仕事だって、楽しくて仕方ない。

何もかもが輝いて、心には溢れんばかりの希望がめいっぱい詰まっていたはずだ。
絵に描いたようなバラ色の人生。
誰もが羨むような充実した日々になっていたに違いない。

だが今の俺は「死んでいる」。
生物学的には「生きている」かもしれないが、心は完全に闇の中で「死んでいる」。

奇跡が起きて、明日の朝、鏡を見たら「元の普通の目」に戻っていないだろうか――。

そんな奇跡など起きるはずもなく、朝鏡を見て、また絶望だけの1日が始まる――。
2017/05/24 Wed. 23:00 | trackback: -- | comment: -- | edit

(5/23)「制御不能」の巻 

鏡を見て、また新たな衝撃と絶望と恐怖に見舞われた。
今まで特に問題のなかった右目内側に、新しく生成されたと思われる血管を見つけたのだ。
外側の血管だけでもギリギリの精神状態を保っているというのに、さらに内側にまで……。

受け入れ難い現実。逃れられない絶望の暗闇。
精神的失望感から気分が悪くなり、ひどいめまいをおぼえた。
思考は機能せず、カラダにも力が入らないような状態。

この先、俺の右目はどうなってしまうのだろう。
不安と恐怖に押し潰されそうになる。
いつもは気が紛れるはずの仕事も、今日はまったく手につかなかった。

朝から夜まで、ずっと1日中、目の事と今後の事ばかりを考えていた。
もうどうすればいいのか本当にわからない。
精神が崩壊してしまいそう。

電車がホームに入ってきたとき、最前列で目をつむる。
突然、頭のおかしいヤツが現れて、通り魔的に俺の背中を押してくれないだろうか――。
だがそんなことが起こるはずもなく、停車した電車に乗り込み、現実がまた進みだす。

何を希望に生きていけばいいのか。
すべての望みが根源から断ち切られたような喪失感。
この精神状態で普段通りの生活を続けられるほど俺は強くない。

絶望的な現実。
俺の中から消失してしまった生きていく気力。
どうしてこんなことになってしまったのかと悔やむ日々。

感情の起伏が激しすぎて、自分自身、心の制御ができなくなってきている――。
2017/05/23 Tue. 23:00 | trackback: -- | comment: -- | edit

(5/22)「父の思い」の巻 

夕方、父に会いに行った。
父に会うのは約2週間ぶりだ。
できれば、週に一度は父の様子を見にいきたいのだが、なかなかそうもいかない。

父は「網膜色素変性症」という目の病を患っている。
視野が徐々に狭くなっていくという、未だに治療方法の確立されていない難病のひとつだ。
愚痴のひとつもこぼさず、父はその病気を受け入れ、日々戦っている。

そんな父に、俺の今の「目」の状況を話した。
俺が「見た目の悪さ」で悩んでいること、生きる気力さえ失いかけていること……。
思っていることをすべて話した。

俺の話しを一通り聞き終えると、父の態度に変化があった。
どこか怒っているように感じた。
そして父は、俺を叱りつけるように、諭すように、笑い飛ばすように言った。

「失明したわけでもないのに、お前はそんなことで悩んでいるのか?もう、なってしまったものは仕方ない。それを受け入れるしかない。世の中にはもっと辛いハンディを背負って生きている人がたくさんいる。見た目が何だっていうんだ。そんなこと、自分が気にしているだけで他人は気にしてない。だからそんなことで悩む必要はない」

俺ははっとした。
いま目の前にいる父。
その父の「目」には、こうして話している俺の顔すらもよく見えていない。

そんな病状の中、俺が「見た目の悪さ」を気にしている話を聞かされたら、腹を立てても当然だ。
父にとっては、見た目がどうであろうとも、この世界を見れる目があるだけで、それだけで、もう十分に幸せなことなのだ。
そして俺には「それ」がある。

父の苦しさ、辛さ、目が見えなくなっていくという恐怖を思えば、俺の「目」の見た目など、宇宙の塵(ちり)ほど些細なことだ。
目の病と必死に戦っている父に、そんな話をしてしまった自分の愚かさを責めた。
「見た目」を気にするのは、きっと「中身」がない証拠なのかもしれない。

「人は見た目が9割」などというキーワードを目にすることもある。
だがやはり大切なのは中身だと思う。
仮に、父や母がどんな容姿であったとしても、俺にとって大切な人ということに何の変わりもない。

突然、変わり果てた姿になった右目。
その現実をどうしても受け入れられなかった日々。
だが一歩前進できた気がする。

この「右目」が「自分の個性」として考えられるようになる日が必ず来る――。

そう信じて、残りの人生を全力で生きていこうと思う。

父の思いを胸に――。
2017/05/22 Mon. 23:00 | trackback: -- | comment: -- | edit

(5/22)「絶望のフライト」の巻 

20170522 drone (8)
横浜港シンボルタワーでドローンのテスト飛行をしようと思っていたが、風が強すぎたため断念。
ドローンを飛ばすため、別の場所に移動。
ここなら風の影響も少なく、見通しも良いので、ドローンのテスト飛行には最適だ。

20170522 drone (6)
風はそこまで強くなかったが、機体が軽いために、なかなか思うように操縦できない。
そんな中、いきなり木に激突させてしまい、そのまま枝に引っ掛けてしまった。
引っかかった位置は地上から5メートルほどの高さ。

木に登って回収しようにも、引っ掛かっているのが枝先のため、機体に近づくことすらできない。
仕方なく炎天下の中、巨大な公園内に「長い棒」を探す旅に出た。
しばらく歩くと、明らかに使われていなさそうな「ほったて小屋」のわきに、おあつらえ向きの「塩化ビニールパイプ」を発見。

長さ3メートルほどの、その古びた灰色のパイプを引きずりながら公園内を練り歩く。
完全に不審者である。
最近は物騒な事件が多いので、もしこの日、公園内でむごたらしい事件が起きていたら、俺は間違いなく容疑者として任意同行を求められていただろう。

20170522 drone (5)
機体の引っ掛かっている木に戻ると、早速、回収作業を開始した。
俺の身長180センチに約3メートルのビニールパイプ。
背伸びをして、ようやくパイプの先端が機体に触れることができた。

20170522 drone (7)
そして無事に回収。
本当に良かった。
よくぞ帰還してくれた、マイドローン。

20170522 drone (2)
なんせ、まだ先月購入したばかり。
たった1ヶ月で失くすわけにはいかない。
そんなことは絶対にあってはならないのだ。

20170522 drone (3)
予備バッテリーだって、先週追加購入したばかりだ。しかも4個も。
だから宮古島に行くまでは、ドローンを失くしたり、壊したりすることは、絶対に厳禁なのだ。
そういう強い意志があるからこそ、炎天下の公園内を人目も気にせずパイプを引きずりながら練り歩くこともできたというわけだ。

20170522 drone (4)
まだ陽は高い。
気を取り直して、ドローンのテスト飛行再開。
さきほどのことを教訓として、今後は気をつけて飛ばそう。

風がだいぶおさまっていたので、高度を上げていく。
動画のテスト撮影も兼ねているので、なるべく上空からのアングルも試したい。
ドローンの慣らし運転をしながら、動画撮影のスキルも少しずつ磨いていけばいい。

気のせいか、なんとなくドローンのコントロールがうまくいかない。
上空に吹いている風に煽られているせいなのか。
少し怖くなって、高度を下げようとするが、やはりうまくコントロールできない。

機体は俺の意思に反して、どんどん断崖のほうに向かっていく。
おいおい、冗談だろ――。
360度ある中で、なぜよりによってそっちへ行くのだ。

しかしまだコントロール次第では、軌道を変えられる。
操作に集中し、なんとかこちら側へ戻そうと試みる。
だがドローンは、そんな俺をあざ笑うかのように断崖方向へ吸い込まれていく。
もはや完全に制御不能。

その数秒後……。

岩肌に激突――。

フェラーリレッドの機体が断崖に激突した瞬間、まるで美しいスローモーションのようだった。
そのまま岩肌に何回かぶつかりながら崖下に落下。
モーター音も途切れた。

20170522 drone (1)
ドローンが落下した場所は、池を挟んだ向こう側。
仮に、なんとか向こう岸に渡れたとしても、背丈ほどもある木々やブッシュが行く手を阻む。
回収は不可能。もうあきらめるしかない。

高額紙幣がはかなく飛んでいった瞬間だった。

あぁ……。
こんなことなら、ドローンの空撮動画ではなく、ドローンが断崖に激突する瞬間をデジカメで撮影しておけば良かった。
ドローンの空撮動画よりも、よほどそちらのほうが面白かったに違いない。
そしてショックを受けている俺のショットも収めておけば、さらに面白さは倍増していたことだろう。

こうして、俺の約1ヶ月間に渡るドローン生活は、悲しい終わりを告げたのであった――。
2017/05/22 Mon. 15:00 | trackback: -- | comment: -- | edit

(5/22)「空と海とシンボルタワー」の巻 

20170522 symbol tower (2)
横浜港シンボルタワー。
晴れていたら、今日はここへ来ようと思っていた。
まるで夏のような日差しと青空が俺を出迎えてくれた。

20170522 symbol tower (3)
宮古島の海には遠く及ばないが、久々に見る海はやはり格別だった。
都会の喧騒を忘れられるひととき。
潮の香りが鼻をくすぐる。

20170522 symbol tower (4)
ここには空、海、太陽、風、緑、すべてがある。
潮風に吹かれるのが気持ちいい季節。
海のそばにいると心も落ち着く。

20170522 symbol tower (1)
この海の先には何があるのか。
俺の未来には何があるのか。
何十年生きてきても、未だに明日のことさえわからない。

だからこそ「今日」という日を一生懸命に生きようと思う――。
2017/05/22 Mon. 13:00 | trackback: -- | comment: -- | edit

(5/21)「愛すべきD」の巻 

20170521 diamantes
池袋サンシャインシティで開催される「沖縄めんそーれフェスタ2017」。
そのイベント期間中の5月30日にディアマンテスがステージに立つらしい。
俺にとっては、とんでもないビックサプライズである。

だが、その日はあいにく仕事。
急きょ休みの申請は出したものの、申請が通る可能性は限りなくゼロに近い。
もっと早くに情報が欲しかった……。

20170521 diamantes(2)
そして、にわかには信じられないことだが、夏の宮古島での「オリオンビアフェスト2017」の日程が早々に決まったようだ。
2ヶ月以上も前に日程が決まるなんて異例のことだ。
俺の予想していた日程が見事に的中した。

まだゲストは決まっていないが、今年こそはディアマンテスの復活に期待したい――。
2017/05/21 Sun. 23:00 | trackback: -- | comment: -- | edit

(5/20)「3か5か」の巻 

先日、俺の水中での最強のパートナーである「TG-3」を修理に出した。
その修理見積書が今日届いた。
ほぼ時を同じくして「TG-3」の後継モデル「TG-5」が海外で正式発表された。

20170520 TG5 (1)
オリンパスTG-5――。
ついに出るのか。
どれだけ待ったことだろう。

そろそろ出る頃だとは思っていたが。
まったく、とんでもないタイミングで放り込んできてくれたものだ。

さてどうしたものか。

このまま「TG-3」を修理するか。
(修理代金、約1万3千円)

それとも「TG-3」は修理せず「TG-5」を狙っていくか。
(予想価格、約5万円)

かなり難しい選択だ。
ただスペックを見る限り「TG-5」にそこまでの魅力は感じないというのも事実。
どれだけの進化を遂げようとも「TG」シリーズは、あくまでも「コンデジ」に過ぎないのだ。

そしてこれが最大の問題なのだが、今年の夏「宮古島へ行くのかどうか、行けるのかどうか」ということである。
そこがハッキリしないことには、どうにも動きようがない。
幸いなことに「右目」以外は、特に何の問題もないのだが……。

近日中に「最終決断日」を決めなければならないだろう――。
2017/05/20 Sat. 23:00 | trackback: -- | comment: -- | edit

(5/19)「ベンガル猫ちゃん」の巻 

ベンガル猫――。
Facebook上でのやりとりの中で、その猫の名前(品種)を知った。
なんとなく気になったので、時間つぶしも兼ねて調べてみることにした。
検索後、すぐに出てきた画像。

20170519 bengaruneko
何ですかこれは?

めちゃくちゃカワイイーーーー!!!!
そのあまりの愛くるしさに、思わず電車の中で「カ、カワイイ……」という言葉を漏らしてしまった。

可愛いにもほどがる。
可愛さもここまでくると、もはや暴力である。
俺の心を、これでもかというくらいギューギューわしづかみにしてきやがる。
こんなキュートな猫ちゃん初めて見た。

その可愛さがあまりにも衝撃的すぎて、俺の頭の中は一瞬で空っぽになった。
いや、ヒョウ柄になった。
完全にベンガル猫ちゃんの虜(とりこ)なってしまった。
出勤途中の車内で存在を知ったばかりなのに、帰宅途中の車内では「猫の飼い方ガイド」のサイトを熟読していた。

こんな猫ちゃんが家にいたら、どれだけ癒されるだろう……。
考えただけでも胸が切なくなり、目がしらが熱くなる。
帰宅後、ベンガル猫ちゃんを抱き上げて「ただいま~」と頬ずりしている自分の姿を妄想した。
完全にサイコパスである。

あぁ……、可愛いなぁ……、ベンガル猫ちゃん……。
2017/05/19 Fri. 23:00 | trackback: -- | comment: -- | edit

(5/18)「新たなる展望」の巻 

昨夜の夕食は、俺にとって特別なものになった。
俺が勤めている会社の社長に食事に誘われたのだ。
初めての、社長と二人だけの食事。

もともと今の会社に入ったのは、社長直々のお誘いによるものだった。
だが二人だけできちんと話をしたことは、まだ一度もなかった。
そんな時間が、昨夜ついに訪れたのだ。

約2時間ほどだったが、ゆっくりと話をすることができた。
今はまだ小さな会社だが、いずれは全国規模の展開にしていくということだった。
また今後、伸びてくるであろう新規事業にも積極的に参入していくらしい。

社長も沖縄が好きで、本島や石垣島での話を聞かせてくれた。
実は昨年から、石垣島での新規事業を立ち上げていたらしい。
今後は沖縄本島にも進出していくかもしれないとのことだった。

今まで無縁だと思われていた「沖縄」と「仕事」がリンクし始めたような気がして体が熱くなってきた。
俺はもちろん宮古島の話をした。
南の島の話で大いに盛り上がった。

宮古島で展開できる仕事に関しても社長と意見を交換した。
「会社としての事業」と「個人でできる仕事」に関して、意見を出し合った。

「観光ガイド」や「ツアーガイド」という月並みなものではなく、もっと俺ならではの「プレミアム感」のある「ツアー」をプロディースしてみてはどうか――。
社長が、そう俺に提案してくれた。

「シュノーケリングツアー」、「ウミガメツアー」、「サンゴ礁ツアー」、「アウトリーフツアー」、「秘境ツアー」、「冒険ツアー」、「洞窟ツアー」、「座礁船ツアー」、「断崖ツアー」、「雨の日ツアー」、「味めぐりツアー」、「バーベキューツアー」、「サンライズツアー」、「サンセットツアー」、「星空ツアー」、「ヤシガニ見学ツアー」、「ナイトシュノーケリングツアー」、「絶景ビュースポットでの写真撮影ツアー」、etc……。

そういった、魅力的な宮古島のあらゆるソースをワンパッケージにして、ゲストの1日をまるごと俺がプロディースするというものだ。
それぞれに特化したガイドならたくさんいるだろう。
だが、すべてを「オール・イン・ワン」でやっているガイドはほとんどいないように思う。

もちろん俺が朝からマンツーマンで同行するので、ゲストの希望や体調や気分、天候や海況に合わせて、臨機応変に計画を変更していくこともできる。
たとえば、星が見えない夜なら「星空ツアー」ではなく、「ヤシガニ見学ツアー」や「ナイトシュノーケリングツアー」に変更すればいい。
その時その時の状況で、ゲストの要望を聞きながら、最善のコースを考える。

「年齢もスキルも好みも考慮されない」万人向けの「形にはまったツアー」ではなく、そのゲストだけの、その日だけの「オンリーワン」のツアーを提供するのだ。
そのぶんツアー料金は多少高めの設定にさせて頂く。
だが「オンリーワン」のツアーで得られる満足感は、支払った金額以上のものになるだろう。

なんだか社長と話をしているうちに「目」のことなんて、すっかり忘れていた。
いや、むしろ、そのときの俺の目はキラキラと輝いていたに違いない。
とにかくアグレッシブな社長なので、その気概が俺にも乗り移ったようだった。

俺だけにしかできないツアー。
俺だからこそできるツアー。
なんだかワクワクしてきやがる。

20170518.jpg
「宮古島・あなただけのオンリーワンツアー」
Produce by HARU

なんだかテンションが上がってきた――。
2017/05/18 Thu. 23:00 | trackback: -- | comment: -- | edit

(5/17)「JOEからのメッセンジャー」の巻 

宮古島で出会った“JOE”から、突然メッセンジャーが届いた。
もともと出会う前から、当ブログを見てくれていたJOE。
マックスバリューで買い物を終えて出てきた俺を、JOEが偶然見つけて声をかけてくれた。それがJOEとの出会いだったと記憶している。

メッセンジャーの内容は「目」に関することだった。
「目」に関する情報を、JOEなりに、いろいろと調べてくれていたのだ。
結果がどうであろうとも、その優しさだけで俺は救われた気持ちになる。

JOEは、俺と同じような症状を持つ女性のブログを見つけてくれていた。
貼り付けられていたリンク先に飛ぶと、鮮烈な画像が目に飛び込んでくる。
「自分の目」を見ているのではないかと見紛う(みまがう)ほどに酷似した、ブログ著者本人の目の画像だった。

20170517 eyes
目の症状が同じというだけではなく、「治療の体験談」まで記されていた。
術前・術後の比較写真も、実際に手術を行った病院の名前も、「俺が探していたすべての情報」がそこにはあった。
俺が毎日、どれだけ検索しても見つけることのできなかった貴重な情報だ。

ありがとうJOE、本当にありがとう。

自分と同じ症状で苦しんでいる人がいるということ――。
レーザー治療で治るかもしれないということ――。
コメントの書き込み欄を見ると、他に同じ症状で悩んでいる人たちがいるということ――。

心が解き放たれたようだった。
治療方法がある(かもしれない)ということで、まず救われた。
そして同じ症状で苦しんでいる人がいることを知り、自分が一人きりじゃないことを知った。

ブログ著者は女性だ。
男の俺よりも数倍辛い思いをしてきたに違いない。
それを乗り越えてきた彼女の勇気を思うと、男の俺が弱音を吐いてなどいられないと思った。

目の前の霧が少し晴れてきたような気がした。
JOEよ、本当にありがとう。
そんなJOEと巡り合わせてくれた「ブログ」と「宮古島」。

やはり最後に俺に救いの手を差し伸べてくれるのは「宮古島」なのか――。
2017/05/17 Wed. 23:40 | trackback: -- | comment: -- | edit

(5/17)「だけど一人じゃいられない」の巻 

昨日までは、暗闇の最下層を這いずりまわっていた。
暗黒のブラックホールの中を彷徨って(さまよって)いた。
絶望という名の魑魅魍魎(ちみもうりょう)に心を殺されかけていた。

だが今日は一歩前進した気がする。
暗闇に一筋の光が射し込んだ気がする。
俺は一人きりじゃないことを知った。

人の温かさに触れた1日だった――。
2017/05/17 Wed. 23:30 | trackback: -- | comment: -- | edit

(5/17)※通信欄※ 

もんちーさん

メッセージどうもありがとうございました。
先ほど、お返事をさせていただきました。
もしまだ返信メールが届いていないようでしたら、お手数ですが再度ご連絡いただけますでしょうか。
宜しくお願い致します。

HARU
2017/05/17 Wed. 23:00 | trackback: -- | comment: -- | edit

(5/17)「皮肉」の巻 

皮肉なものだ。
生命の根源となる重要な器官であるはずの血管。
だがその血管をみるたびに生きる気力が奪われる。
2017/05/17 Wed. 09:00 | trackback: -- | comment: -- | edit

(5/16)「眠れない理由」の巻 

無駄な労力だとわかっていながら、気付けは今日も「白目に浮き出た血管を治す方法」に関する情報を、あらゆるキーワードから検索した。
そして調べれば調べるほど、解決策がないことを知る。
さらに追い込まれ、絶望感は深まる。
この不毛、いや、やればやるほど追い込まれていくだけの作業を毎日繰り返す。

今日は精神的な部分から体調が良くない。食欲もまったくない。
朝食は抜きで、昼も総菜パン1個をなんとか胃袋に押し込んだ。
仕事は必要最低限の呼吸と動きでなんとかこなした。

もう限界に近い。
昨夜もよく眠れなかった。
体重もこのひと月で激減。

明日もまた、絶望するだけの日になるのかと思うと、眠りにつくことが恐ろしい――。
2017/05/16 Tue. 23:00 | trackback: -- | comment: -- | edit

(5/16)「一人きり」の巻 

やっぱりダメだ。
どうしても前向きに考えることができない。
鏡を見るたびに、この右目を呪いたくなる。

なぜこんなことになってしまったのだろう……。
こんなはずじゃなかった……。
夏の宮古島に向けて、最高に楽しい時期を迎えていたはずだった……。

宮古島どころか、生きる気力さえ失ってしまった。
もう二度と元には戻らないこの目。
血管が太く浮き出た、病的で醜い右目。

つい3月までは何ともなかった。
宮古島行きも決まり、宿やレンタカーの手配に心弾ませていた。
まさかこんなことになるなんて、何億分の一さえも考えなかった。

これからも俺は生きていく。
だが失われた輝きは二度とは戻らない。
ただ「与えられた人生」を無駄にしないためだけの人生。

俺はもう、人生を楽しんではいけないんだと思う。
「自分が自分であった人生」は幕を閉じたのだ。
死ぬ最期の日まで、毎日鏡を見るたびに自分を呪い、後悔し続けるのだろう。

俺は一人でいる時間が好きだった。
きっと死ぬときも一人なんだろうな。
それでいい。俺にはそれがお似合いだ。

この世には、神も救世主も存在しない。
あるのは「現実」という真実だけだ。
生きていくのが、死ぬのと同じくらい怖い。

未来への不安と恐怖で動悸が止まらない――。
2017/05/16 Tue. 00:00 | trackback: -- | comment: -- | edit

(5/15)「悲しみのドローン」の巻 

20170515 drone (2)
今日の天気とまったく同じ。
俺の心を表しているかのよう。
完全なる曇天。

「前向きに生きようとする自分」と「絶望に押し潰されそうな自分」の二つの人格――。
そんな情緒不安定の中、まったく気持ちの晴れないまま、ドローンのテスト飛行をしてきた。
本来なら最高に楽しくて、心躍るイベントのはずだった。
だが今の俺には「楽しさ」などまったく存在しない。

20170515 drone (1)
当ブログで「ドローン」が登場するのは今回が初めてになる。
実は数週間前に購入していたのだが、とても記事を書けるような精神状態ではなかったため、今日まで放置してしまっていた。
テスト飛行は、確か今日で4回目になると思う。

俺が購入したのは、高額紙幣1枚ほどで買えてしまう、いわゆる「トイドローン」というものである。
本当はもっと本格的なものを買おうと思っていたのだが、ネットで調べているうちに気が変わった。
最初は「トイドローン」で基本的な操縦技術を習得したほうがいい――、という意見が大半だったからだ。

しかしこの「トイドローン」、なかなか侮れない(あなどれない)。
低価格な割に、かなり十分な機能を備えているのだ。
一例を挙げてみよう。

・Wi-Fi接続することにより、リアルタイムの映像をスマホで見ることができる。
・機体下部にカメラが備え付けられており、静止画も動画も撮影できる。
・もちろん撮影・録画の操作はリモコン(送信機)からできる。
・撮影した、静止画や動画は、機体にセットしたマイクロSDカードに記録される。
・スマホ内にもバックアップとして同時に保存される。
・撮影した画像をすぐその場で確認できる。
・etc……

20170515 drone (3)
そんなわけで、休日の時間を見つけては少しずつ練習を重ねている。
だが機体が非常に軽いため、ちょっとした風でもすぐに影響を受けてしまう。
それゆえに、なかなか思い通りに飛んでくれず、何度も墜落と激突を繰り返している有様だ。

今日も何度も墜落した。
崖に激突しそうになったり、池に落ちそうになったり、高い木の枝に引っかかりそうになったり……。
とにかく悪戦苦闘している。

ドローンを購入した理由はただひとつ。
宮古島の秘境ポイントを上空から撮影するため――、である。
だが微風にさえ煽(あお)られてしまうこの機体では、宮古島で飛ばすのは事実上不可能に近いといえるだろう。

それより何より、現時点では、宮古島には行かない(行けない)可能性が高い。
「目」の状態が予想以上に思わしくなく、今日も数時間外出していただけで、右目はひどい状態になっていた。
とても宮古島に行けるような状態ではないし、人に会うことさえ厳しい状況だ。

そしてそれは今年に限った話ではない。
俺の目が「治らない」という診断を受けている以上、今後も宮古島に行けることはないのかもしれない。
自らの過ちのせいで、こんな形で、大好きな宮古島が奪われてしまうなんて……。

最近は、日によって感情の変化が激しい。
それがさらなるストレスを生む。
数日前からは、寝ている時も、悪夢ばかり見るようになった。

今朝の夢もひどかった。
宮古島で車を運転中、誤って崖から転落し死ぬ――、という夢だった。
これは暗示なのかもしれないと思った。

つまり、俺にとっての宮古島はもう死んだのだ――、と。
2017/05/15 Mon. 23:30 | trackback: -- | comment: -- | edit

(5/15)「母の日のプレゼント」の巻 

今まで、女手ひとつで俺を育ててくれた母。
朝から夜まで、ずっと働きづくめだった母。
どんな時だって、必ず俺を守ってくれた母。

普段、何もしてあげられない分、せめて「母の日」だけは感謝の気持ちを表したい。

20170514 (2)
言葉ではなかなか素直に言えないから、「ありがとう」という文言の入ったチーズケーキ。

20170514 (3)
暑がりな母に、かわいいキャラクターが刺繍されたハンドタオル。

20170514 (1)
いつも優しく明るく照らしてくれる、太陽のような母に「ひまわり」の鉢植え。

どれも喜んでくれた。
母が喜んでくれる顔を見るのは何よりも嬉しい。
本当に良かった。

そんな母を悲しませてはいけない。
大切な母に涙を流させるようなことは絶対にしてはいけない。
俺が人生に絶望したとしても、母にだけはいつも笑顔でいてほしい。

だから俺には、母のためにも、「生きる」という選択肢しか存在しない――。

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また、中原さんの詩集から勇気づけられる一篇を見つけた。

「その人の思い」

―中略―
もしあなたの大切な人なら、いまの自分に何と声を掛けるかを想像してみてください。
「そんなに泣かないで」と言っていませんか?
その人にとって、あなたのそんなに悲しむ姿を見るのはつらいことではないでしょうか。
だから、泣かないでください。
悲しまないでください。
2017/05/15 Mon. 23:00 | trackback: -- | comment: -- | edit