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HARUのスローライフ日記

~死す時は宮古の海に抱かれて~

オクトパス・リベンジ――。 

20140531 (1)
まずは宮古島最新事情から。
マックスバリュー宮古南店の斜め向かいに”RISING SUN”というホテルが建設中。
この外観から察するに、完成はもう間もなくのようだ。

20140531 (2)
午前中。
今日で北海道へ帰ってしまうサヤカと最初で最後のツーショット。
今年初めての宮古空港での見送りとなった。

空港からの帰り道、昨日の教訓を踏まえ、新しいハイパーツールを購入。
ヤツ(巨大ダコ)を仕留める最強の武器になるはずだ。
ヤツとの対決を前に、否が応でも気分は高まってくる。

だが、実は昨日あたりから体調が著しく悪い。
風邪の諸症状がすべて出ており、体はだるく、頭はぼんやりする。
本来であれば、シュノーケリングなど厳禁の状態になってしまっている。

しかし、今日は友達のサブちゃんの仕事が半日で終わる日。
一緒に海に入れるチャンスを考えると、一日たりとも無駄にはできない。
その気力だけで海に入ることを決意。

20140531 (4)
エントリー30分後ぐらいにサブちゃんが最初のタコを発見。
二人で協力しあいながら、なんとか捕獲に成功。
今まで獲った中では一番の大物だった。

20140531 (6)
やがて、今度は俺がタコを見つけた。
これもかなりの大物。
だが慌ててはいけない。

まずは潮の流れや、地形などの状況を把握する。
そしてベストポジションが決まったら、精神を集中させ、一撃を喰らわすのだ。
チャンスは一度。一撃必殺のスキルが要求される場面だ。

鋭く振りぬいたカギヅメが、見事タコのボディに食い込んだ。
一気に岩から引き離す。ここが最も重要だ。
ここで手間取るとタコに逃げられる可能性がかなり大きくなるからだ。

岩から引き離されたタコは最後の渾身の反撃を見せる。
俺の左腕に足を絡ませ必死の抵抗を見せる。
首、顔にも足を延ばしてくる。

俺は即座に、右足ふくらはぎに装着したダイビングナイフを取り出し、タコの急所を一突き。
タコの抵抗が一気に緩む。
こうして獲物は俺の手中に収まったのだった。

さきほどのタコよりも、二まわりほど大きいサイズだった。
もちろん俺の宮古島新記録のサイズだ。

人間の本来持っている生存本能が呼びさまされる瞬間。
先が読めない戦い。
これを超える感動が都会にあるだろうか。

日常生活ではありえない、生物と生物の生死を賭けた戦い。
人間は息を確保するために水面に顔を出そうとする。
タコは岩穴に逃げ込もうとする。

人間が一方的に銃などで殺すのではない。
たった一本のカギヅメを持ち、野生のタコと戦うのだ。
こちらも水中という、死ぬかもしれない状況の中で。

格闘の末に敗れたタコには、最大限の敬意を表し隅々まで丁寧に頂く。
雄大で、偉大で、揺るぎない自然に対する、感謝の心が自然と生まれる。

20140531 (7)
本日の戦果――。
海の恵みに心から感謝したい。

20140531 (9)
この大きさを見てほしい。
俺の右手のサイズと比較しても、女性の爪の大きさと比較しても、このタコの吸盤のサイズは今までのものとはケタ違い。
だが、昨日俺がロストしたタコに比べたら……。

20140531 (10)
サザエもご覧の通り。

20140531 (11)
みんなで手分けして調理をした。
タコは刺身、ガーリックバター炒め、サザエは刺身、ガーリックバターソテー、壺焼き、シャコ貝は刺身。
こうして今夜も宮古島最高の夜になった。
2014/05/31 Sat. 23:00 | trackback: -- | comment: -- | edit