09 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.» 11

HARUのスローライフ日記

~死す時は宮古の海に抱かれて~

(10/31)宮古島エコマラソンを振り返って――。  

20141019 (1)
2014年10月19日、宮古島エコマラソン――。
あれからもう10日以上が過ぎようとしているのに、未だに足の痛みが抜けない。
初めてのマラソンでの緊張、そして前日の夕方に無理をして走った過度な疲れ、おそらくそれらの要因が複合的に絡み合っているのだろう。
やはりもっと綿密に計画を立てるべきだったと、少し反省している。

20141019 (2)
だが反省はしているが、後悔はまったくしていない。
あんな素晴らしい経験ができるなんて、本当に出場してよかったと思う。
この画像は、ちょうどトゥリバーあたりで、距離にすると約16~17㎞の地点になるだろうか。

この時俺は、突き抜けるような青空の元、残された気力と精神力だけでコースを走っていた。
いや、正直に言おう。
実際には歩いてしまっている時間のほうが長かった。

20141019 (3)
沿道の応援が何よりのパワーになった。
最初は、イヤホンで音楽を聴きながら気持ちを盛り上げていこう――、と考えていた。
だが実際には、音楽なんてただの楽器の集合体にしかすぎなかった。

それよりも遥かにパワーを与えてくれたのが、沿道からの声援だった。
『ワイドー、ワイドー!!』、『がんばれー!』――、そんな声が俺を動かす原動力となった。
声の主は、そのほぼ100パーセントが地元、宮古の人たちだった。

宮古の人たちのあたたかさを、全身で知ることができた。
俺がこの島に惹かれて止まないのは、こういった島人のぬくもりを、知らず知らずのうちに肌で感じ取っていたからなのかもしれない。
そして今まで以上に、さらに深く宮古島が好きになった。

走っているときは、宮古島と一体になれる。
それは宮古の海に潜っているときと同じような感覚に近い。
自分が本当の意味で宮古島に溶け込んでいくような感じだ。

20141019 (4)
マラソンに出場していなければ、『2014年10月19日』という日は、単なる記号でしかなかっただろう。
だが、いまの俺にとって、『2014年10月19日』という日は、生きている限り決して忘れることのできない特別な日に変わった。

誰に強要されたわけでもなく、お金がもらえるわけでもなく、名声を得られるわけでもない。
走るのが苦手な人に言わせれば、ただ疲れるだけ――、だろう。
俺もどちらかといえば、今まではそういう風に考える側の人間だった。

だが実際に走ればわかる、いや、走らなければわからないことがあった。
とてつもない『自信』が魂に宿り、自分を信じる心が生まれたのだ。
疲れるだけ――、と思っている人は、実際に自分で完走しないかぎり、マラソンの真の素晴らしさに気づくことはできないだろう。
走る前の俺も、そう、同じだったように――。
2014/10/31 Fri. 23:00 | trackback: -- | comment: -- | edit