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HARUのスローライフ日記

~死す時は宮古の海に抱かれて~

(4/30)「2分を超えろ!」の巻 

以前にも紹介したと思うが、俺は毎朝、洗面器を使って”息こらえ”のトレーニングをしている。
体調不良のとき以外は、毎朝1回、必ず行っているルーティーンである。
宮古島の海で長時間、水中散歩を楽しむために、俺は毎朝、鬼の修行僧になるのだ。

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そんな”息こらえ”のトレーニングだが、最近になり、ようやく”2分”の壁を超えるようになってきた。
先週あたりから、3回に1回ほどの割合だが、”2分”を超えるようになったのだ。
しかしまだ、”完全なコツ”を掴んだわけではなく、日々、試行錯誤しながらのトレーニングである。

自分なりに調べたり、実戦してみた結果、”息を吸う”ことよりも、”息を吐く”ことのほうにポイントがあるようだ。
体内の二酸化炭素量をどれだけ減らせるかということが重要らしい。
そして息を止めている間は、酸素消費量を徹底的に抑えることがポイントになってくる。

洗面器で2分間息を止めていられても、実際の海で潜る場合は、おそらくこの”3分の1”程度の時間になるだろう。
”潜る”という行為自体が、かなりの酸素を消費する。
肉体的に使用する酸素よりも、脳を使うことによる酸素消費量のほうがウェイトを占めるらしい。

”潜る”、”被写体(魚など)を探す”、”撮影準備をする”、”構図とタイミングを決める”、”シャッターを切る”……。
そんなありとあらゆる作業を、1回の息止めの中で行わなければならない。
それがスキンダイバーの宿命なのだ。

水深12メートルまで潜るとしよう。往復で25メートルプールの片道とほぼ一緒の距離だ。
それを耳抜きをしながら垂直に潜り、海底で撮影をしたのち、また海面まで浮上する。
それらすべてを、たった1回の呼吸だけでまかわなければならない。

沖に出ることだけでも危険が伴うのに、さらにそこから垂直に海底まで潜る。
途中、どんなトラブルに遭遇するかもわからない。
不測の事態だって十分に起こり得るだろう。

スキンダイビングというのは、極めて過酷なスポーツなのである。
潜れば潜るほど”死”のリスクが高まる。
1本1本が、まさに命がけのダイブなのだ。

せめて”1分間”は、水中で留まれるようにしたい。
そのためには”洗面器トレーニング”で、なんとか”3分間”は息を止められるようにならなければ。
まずは”2分30秒”を目指そう。

この夏は、ミヤコブルーの水中世界を誰よりも長い時間楽しんでやるんだ――。

宮古島の未知の領域にダイブするまで、あと81日――。
2016/04/30 Sat. 23:00 | trackback: -- | comment: -- | edit