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HARUのスローライフ日記

~死す時は宮古の海に抱かれて~

(6/30)「賽(さい)は投げられた」の巻 

20170630 (1)
何の高揚感も期待感もない。
夏の宮古島を思い切りエンジョイしようなどという発想は皆無だ。
こんな気乗りのしない荷造りは、間違いなく人生初だろう。

いつもはあれこれと想像し、楽しみながら荷造りしていた。
だが今回はまるで違う。楽しさなどまったくない。
毎年のことなので、特に考えなくても過去の記憶に基づいてカラダが勝手に作業を進めてくれる。
冒険に出るという感覚はなく、どこまでも事務的な感じだった。

20170630 (2)
過去6年間のデータと経験値から、2017年の宮古島計画は、ついに完璧な領域にまで到達した。
ダイビングギアの調達も、スケジュール調整も、航空券や現地での各種手配も、何もかもが計算通りだった。
自分でも「これ以上はないだろう」と思えるくらい、計画は完全無欠だった。
あのことを除いては……。

99%が完璧だったのに、残りの1%が想定外だった。
そしてその「1%」が、すべての計画を破綻させ、俺の未来予想図までもを崩壊させた。
この「右目」だ。

あの日から約3ヵ月。
オセロゲームのように、日を追うごとに「希望」は「絶望」へと塗り潰されていった。
やがてゲームの盤上は「絶望」で真っ黒になった。
そして、もう二度と「白(希望)」が逆転することはないだろう。

荷造りは終わり、荷物は今日すべて宮古島へ発送した。
これで事実上、俺の宮古島行きが確定した。
泣いても笑っても、あと1週間後には俺は宮古島の空の下にいる。

今年の宮古島。
本当にどうなるのか想像もつかない。
浮かれる気持ちは未だにゼロ。

宮古島まで、あと6日――。

とにかく、賽(さい)は投げられた――。
2017/06/30 Fri. 18:00 | trackback: -- | comment: -- | edit