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HARUのスローライフ日記

~死す時は宮古の海に抱かれて~

(9/8)不器用――。 

宮古から横浜に戻り、生活も徐々に落ち着きを取り戻し始めた。

思えば365日いつも何かを追い求めて走り続けていた。
やりたいことがあっても、いつも後回しにせざるをえなかった。
だがこれからは、少しずつでも、やりたかったことを実行していこうと決めた。

20150908 P9083721
これは昨年の夏に、宮古島のビーチで拾い集めた貝やシーグラス。
宮古島にいるうちに、洗浄も漂泊も終わらせ、いつでも加工できる準備は整っていた。
しかし貝細工をゆっくり作る時間がなく、約1年間ずっと部屋の片隅に箱の中にしまったままになっていた。

それにしても、どれも美しい。
この貝たちを見ているだけで、宮古島のビーチの情景が目に浮かんでくる。
打ち寄せる波の音さえも。

というわけで、早速、シャコガイをベースにして、かわいい小物入れを作ることにした。
しかし作り出して数分で衝撃の事実にぶち当たる。
俺の不器用さが尋常ではないのだ。

信じられないほどセンスがない。
俺って、こんなに不器用な人間だったのか――。
自分、不器用ですから――、って、俺は高倉健か。

空間認知能力が欠如しているとしか思えないほど、完成した全体像が見えてこない。
ただやみくもに、キレイな貝やシーグラスをペタペタと接着剤で貼り付けていくだけなのだ。
これほど図画のセンスがない人間にはめったにお目にかかれない。

そういえば、俺は昔から絵も下手だった。
不思議だ。
音楽を作ったり、写真を撮ったりするのはあれほど好きなのに、絵を描いたり、何かを作ることが苦手なのだ。

こうして、1年間ずっと大切に保管してきた貝たちだったが、わずか30分足らずでゴミの山と化したのだった――。

ご利用は計画的に――。
2015/09/08 Tue. 23:00 | trackback: -- | comment: -- | edit