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HARUのスローライフ日記

~死す時は宮古の海に抱かれて~

(5/22)「蒼天に向かって!~中編~」の巻 

――つづき――

青春を謳歌していた若者たちは、誰もが平等に歳を重ね、それぞれの人生を歩いた。
誤解は誤解のまま、秘密は秘密のまま、思い出は心の片隅で小さく遠くなっていった。
数えきれないほどの出会いと別れを繰り返しながら、気が遠くなるほど長い長い歳月が流れた。

もう会うことはないだろう――。

だが皮肉にも、時の流れは時代そのものを大きく変えていった。
ケータイ、パソコン、ネット、メール、ブログ、スマホ、LINE……。
人と人とを繋げるツールが、信じがたいスピードで進歩していった。

時の流れはやがて、過去の誤解やわだかまりを風化させ、離れ離れになっていたピースを繋ぎ合わせた。
さまざまな偶然や必然もそれを後押しした。
俺たちは長い歳月を超え、再会することになったのだ。

もともとのキッカケはこのブログだった。
小さかった火種は徐々に飛び火していき、”点”は”線”になっていった。
そして先月、俺がLINEを始めたことにより、”線”は”輪”になり、俺たちの再会は決定づけられた。

20160521 (2)
再会の日――。

5月のとある夜、俺を含めて5人が集まった。
何から話せばいいのだろう――。
どこから話せばいいのだろう――。

やがて、ぎこちなさと戸惑いが混ぜ合わさったような空気の中、誰かが口を開いた――。


――つづく――
2016/05/22 Sun. 23:00 | trackback: -- | comment: -- | edit