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HARUのスローライフ日記

~死す時は宮古の海に抱かれて~

(8/25)「県立宮古病院!」の巻 

20160825 miyako hospital (2)
紹介状を握りしめ、県立宮古病院へ赴いた。
ここが俺にとって、宮古島での”最後の砦(とりで)”になる。
数年前に今の場所に移設になったのだが、ここがサラ地のときから知っている。

20160825 miyako hospital (1)
病院の規模としては、横浜で考えたとしてもかなり大きな総合病院といえるだろう。
早速、諸手続きを済ませ、診察を待つ。
大病院にありがちな、患者をダラダラと長く待たせる――、ということを、ある程度覚悟していた。
しかし、その予想はいい方に裏切られた。

紹介状があったことも大きいのかもしれないが、すぐに診察の順番は回ってきた。
俺が受診したのは”内科”だが、内科だけでも5つの診察室が設けられており、病院の規模の大きさをあらためて感じた。
担当医はS先生という、まだ30代ほどの男性だった。

まずは、これまでの経緯や症状をできるかぎり具体的に詳細に説明した。
受診している際も頭痛がひどく、それも伝えた。
S先生は、過去の経験値と豊富な医学的知識から、今の俺にはどんな検査が必要なのかを考えてくれた。

おおまかな検査の流れが決まり、そこからはベルトコンベアー式に各科を受診していった。
採尿、採血、胸部レントゲン、内臓のエコー検査。
すべての検査が終わると、再び、S先生の問診になった。

検査結果に関して、特に数字上の異常は認められなかった。
肺に気になる影があるらしくCTスキャンを勧められた。
ただ今回の件とは関係ない可能性が高いらしい。

また、胆のうという場所に小さなポリープがあることも見つかった。
今回の件とは関係ない。
大きさも気にしなくて大丈夫なレベルだそうだ。

頭痛に関しては、気圧、チョコレートを食べたとか、ふとしたことが引き金になっている可能性があるらしい。
両方とも心当たりがある。
台風10号が影響を及ぼし始めたタイミングと頭痛が発症したタイミングが合致する。
また、その時期に普段ほとんど口にすることのないチョコレートを食べた事実もある。

結局、病名や原因は特定できなかったが、重大な病気でないこともわかった。
S先生は非常に丁寧に、とても親身になって説明してくれ、そういった信頼感、安心感からも、俺は十分に納得ができた。
しっかりと患者の側に立っていろいろと考えてくれる、近年稀に見るとても良い先生だった。

あの先生に診てもらったなら、もうわざわざ横浜の病院に行く必要はない――、そう確信できるほどだった。
S先生と相談し、今回の体調不良に関しては、宮古病院で通院し回復を計っていくという方針が決まった。
紹介状をもらって、宮古病院を受診した意味は想像以上に大きかった。

検査自体も非常にスピーディーだったし、的確だったと思う。
結局、病院を出たのは14時を過ぎたが、そんなに「待った」という感覚はない。
最短でもその時間だったんだと思える。

今回俺は、耳鼻咽喉科、内科の開業医院、今日の県立宮古病院、この3つの医療機関を受診した。
宮古島の医療に関する見識が変わった。
もっと重い病気になれば話は別だろうが、通常レベルの疾病の治療に関しては、内地と大差ないと感じた。

システム的なものもそうだし、医師の知識、スキル面もすべて含めてだ。
そういったことを身を持って感じ取ることができた。
宮古島を今まで以上により深く知ることができたと思う。

今回の旅も決して無駄じゃなかったということだ。
”今の宮古島の医療の現実”など、自分で体感する以外、知る術などないだろう。
”クチコミ”を100件見るよりも、自分の実体験に勝るものはない。

病院にいる間にも、頭痛はひどくなった。
処方箋で出してもらった”ロキソニン”を、すぐに服用した。
水溶性だった下痢は、今日になり少し改善が見られた。

もう来週の予約は取ってある。
もちろん、担当医はまたS先生だ。
S先生がいることにより、俺の漠然とした健康に対する不安はかなり軽減された。

俺にできることは、とにかく食べて体力を付けることだ――。
2016/08/25 Thu. 15:00 | trackback: -- | comment: -- | edit