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HARUのスローライフ日記

~死す時は宮古の海に抱かれて~

(9/16)「宮古島秘境探検ツアー!~ようこそ死の特等席へ~」の巻 

20160916 haruna (1)
面白くない。
といっても、つまらないという意味ではない。
台風16号の勢力が中途半端で面白くないのだ。

シュノーケリングはできないし、かといって、めちゃくちゃ荒れているわけでもない。
どうにもならない感じの、なんとも中途半端な台風なのだ。
こういうときはアレにかぎる。

タラララッタラー♪
「宮古島秘境探検ツアー!」(ドスの効いた声で)
このツアーの総指揮はもちろん俺に任せてくれ。

20160916 haruna (2)
ケンケンとハルちゃんと3人で海に行く予定だったが、ケンケンが謎の失踪。
(あとで聞いたところ、急きょ友達とウミガメを撮影しに行っていたらしい)
というわけで、俺とハルちゃんの2人だけで冒険することになった。

※ツアーボリュームがありすぎて、すべてのポイントは紹介しきれないので、主要ポイントだけ紹介していく。

20160916 haruna (3)
ハルちゃんが行きたいというので、友利のアマガーへ行った。
もともと神秘的な場所ではあるのだが、ハルちゃんにも神秘的な部分がある。
その2つの波長がシンクロして、アマガーと何か対話しているようだった。

20160916 haruna (4)
ハルちゃんは歌も聞かせてくれた。
俺にではなく、このアマガーに対して語りかけるような歌だ。
その歌声がアマガー内に響き渡ると、俺は不思議な空間にいるような錯覚を覚えた。

20160916 haruna (5)
ムイガー断崖――。
宮古島の断崖絶壁の中では、俺にとって最もポピュラーな場所だ。
もちろんガイドブックには載っていない。

20160916 haruna (6)
遠くに東平安名崎を臨むミヤコブルーが広がる。
ご覧の通り、台風が接近しているというのに、まだそこまでは荒れていない。
ハルちゃんの後ろ姿とミヤコブルーがとても画になる。

20160916 haruna (7)
俺ばかりが写真を撮っていたら、ハルちゃんにカメラを奪われた。
カメラを渡すやいなや、俺の写真を次々に撮りはじめた。
俺は撮られるのは慣れていないので、恥ずかしいったらありゃしない。
でも、嫌がる俺をよそに、こんな素敵なショット(あくまでも個人的感想)を撮ってくれた。
ありがとう、ハルちゃん。

20160916 haruna (8)
ハルちゃんは自然や海が大好きな女の子だ。
だから必然的に俺との共通点も多く、感受性も近いものがある。
岩場に当たって砕け散る波の様子を、かなり長い時間2人で見ていたが、まったくお互いに飽きることがなかった。

20160916 haruna (9)
時間が経つにつれ、ウネリと波は徐々に大きくなりはじめた。
こうでなくちゃ面白くない。
本物のリアルな自然を体感しなければ。

20160916 haruna (10)
断崖のギリギリまで行き、死の恐怖を感じながら、砕け散る波を見る。
最高にスリリングで、最高にエキサイティング。
ハルちゃんは刻一刻と変化する波の様子を楽しみ、俺はその瞬間をファインダー越しに切り取っていった。

20160916 haruna (11)
荒れ狂う海を目の前で見れる、俺のとっておきのポイントへ行ってみた。
想定外のデカい波が来れば、もちろん命の保証などない。
その”死の特等席”へ行くだけでも、それなりの覚悟がいる。

20160916 haruna (12)
”死の特等席”を目指し、俺とハルちゃんは突き進んだ。
”歩く”という感覚を捨てなければ、その場所に辿りつくことはできない。
そこはもはや、”ロッククライミング”の領域だ。

20160916 haruna (15)
やがてついにたどり着いた――。

最も美しく、最も危険な場所――、ここが”死の特等席”だ。
曇天なので分かりづらいと思うが、岩に当たって砕けた散った波しぶきが、頭上から容赦なく降りかかる。
岩に当たる波の衝撃が轟音と振動となり、否が応でも五感を揺さぶる。
”死”を感じずにはいられない瞬間の連続だ。

20160916 haruna (13)
ここには、”死の特等席”とは真逆の”楽園の泉”も存在している。
巨大テーマパークのアトラクションのセットのように美しい。
湧き出た真水が緩やかな流れとなり、小さな泉を形成しているのだ。
俺とハルちゃんは、ここでひと時の安息を得た。

20160916 haruna (14)
空は徐々に暗さを増し、やがて月がハッキリと見える時間になった。
ハルちゃんは月に語りかけているようだった。
幻想的な空間がその場を支配していた。

シュノーケリングをするよりもタフだったが、最高にクールな1日だった――。
2016/09/16 Fri. 23:00 | trackback: -- | comment: -- | edit