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HARUのスローライフ日記

~死す時は宮古の海に抱かれて~

(10/5)「念願の初ナイトシュノーケリング!」の巻 

俺は今まで大きな勘違いをしていたようだ。
海中の景色がただ暗くなるだけだと思っていた。
だがこの目で見た夜の海は、昼とはまったく異なる魅惑の別世界だった――。

今夜、俺は2016年の宮古島シュノーケリングにおいて最高の体験をした。
過去5年間を遡ってみても、おそらくこれほど感動したことはないように思う。
”宮古島シュノーケリング2016〆宣言”をした数時間後、俺は感動の渦に飲み込まれることになる――。

20161005 night (2)
昼間は岩陰に隠れているガンガゼが姿を現し活発に活動していた。

20161005 night (3)
オニヒトデも姿を現す。

20161005 night (1)
エビの仲間たちも動きまわっていた。

20161005 night (4)
普段はちょこまかと動きまわるカクレクマノミは完全に寝ているようだった。
イソギンチャクが本物のベッドに変わっていた。
カメラを向けても一切逃げることはない。

20161005 night (5)
大部分の魚は寝ているようだった。
起きていても動きはだいぶ鈍いようだ。

20161005 night (6)
同じ海なのに昼とはまるで別世界。

20161005 night (7)
昼の海を何百回も見てきたからこそわかる、夜の海の不思議さ、神秘さ。

20161005 night (8)
俺が知っている海中世界は姿を消し、まったく別の世界がそこにはあった。

20161005 night (9)
日中はあまり見かけない魚たちが夜の海の主になっていた。

20161005 night (10)
ナイトシュノーケリングを先延ばしにしてきた。
これほど素晴らしい世界が存在していたとは。
今まで挑戦してこなかったことを悔やんだ。

20161005 night (11)
もう十分知っていると思い込んでいた宮古の海。
だがまったく知らない宮古の海を今夜見た。
俺が知っていた宮古の海は、全体の半分にも満たなかったようだ。

20161005 night (12)
今夜、宮古の海の未知なるもうひとつの扉を開いた。

20161005 night (13)
生物の多様性、弱肉強食、食物連鎖……、そういったものを目の当たりにした。

20161005 night (14)
今まで見た昼のイセエビはすべて岩陰に隠れていたが、夜のイセエビはその姿を完全にさらけ出していた。
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20161005 night (15)
ウミガメもいた。

20161005 night (16)
昼よりも動きが鈍いような気がした。

20161005 night (17)
半分寝ているのかもしれない。

20161005 night (18)
夜の海は未知なる生命に溢れていた。
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泳いでいる途中、突然、左肩にものすごい衝撃があった。
夜の海に不気味な衝撃音が響く。
何が起きたのかまったくわからなかったが、思い当たることがあった。

ダツ――。

噂で何度も聞いていたダツ(水面を泳ぐ細長い魚)。
ライトに向かって突進してくるという危険なヤツだ。
人の体など簡単に貫通してしまうほどのスピードと破壊力があるらしい。
夜の海ではダツが一番恐ろしいとも聞く。

ライトはもちろん下向きに照らしていたのだが、光の屈折か何かで肩の付近が光ったのだろうか。
それとも動くものに反応したのだろうか。
理由はわからないが、あれは間違いなくダツだ。

フードベストとフルウェットスーツの合計の厚みが7mmあったから何の被害もなく済んだ。
これがもし夏場で、ラッシュガード1枚で海に入っていたら――、そう思うと背筋が寒くなった。
おそらくただでは済まなかっただろう。7mmの生地の上からでもかなりの衝撃だった。

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昼の海でも寒がっていた俺が、なぜ夜の海に入ることができたのか。
その答えは至ってシンプルだ。
装備を完璧にしたからにほかならない。

具体的に説明するとこうだ。
下は、インナーショーツ、ラッシュトレンカ、サーフパンツ。
上は、長袖ラッシュガード、2mmフードベスト。
そして最後に5mmフルウェットスーツを着る。

元々5mmフルウェットスーツは持って来ていたのだが、今年実際に着用するのは今夜が初めてだった。
2016年最後のシュノーケリング、そして人生初のナイトシュノーケリングで使うことになるとは、まさに運命だ。
この夜のために俺は5mmフルウェットスーツを用意していたに違いない。

防水ライトは軍仕様の強力なものを持ってきていた。
それも役に立った。
途中で不具合が起きた際には、スペアで用意していた予備の防水ライトも役に立った。

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今夜、俺は心から感動した。
これほどの感動はそうあるものではない。
今後の宮古島ライフを考える上でも、かなり重要な夜になった。
明日の夜も潜りたい――、そう思ったが、帰る日程の都合上それは叶わない。

2016年のラストシュノーケリングで俺の魂とDNAに火がついた。
たやすく消えはしないメラメラと燃える熱い炎。
おそらく来年のシュノーケリングは、昼と夜が半々になるだろう。

俺は嬉しい。
もう宮古島において、俺の伸びしろはないと思っていた。
ところが今夜、夜の宮古の海の素晴らしさを知った。

今まで400本近く潜ってきた宮古の海中世界を、またゼロから体験することができるのだ。
夜の海はまだ今夜が1本目。
これからどれだけの感動と興奮が俺を待っているのかと考えると、今夜は眠れそうもない。

そして来年、俺の最強バディは誰になるのだろう。
一緒に冒険し、感動し、喜びを分かち合える友は誰なのだろう。
ケンケンか、カズくんか、それとも今このブログを見ている誰かなのか……。

俺のアタマの中はすでに来年のことでいっぱいになってきた――。
2016/10/05 Wed. 23:00 | trackback: -- | comment: -- | edit