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HARUのスローライフ日記

~死す時は宮古の海に抱かれて~

(12/12)「優しい人!」の巻 

宮古島は好きだが移住までは決断できない――。
そう考えている人が俺は好きだ。
移住を躊躇する人は、その人が“他人のことを優先的に考える優しい人”だからだ。

家族や親兄弟、大切な人のことなど一切考えず生きている自分勝手な人間が羨ましい。
そんな自分のことしか考えないような独裁的な人間だったら、どれほど幸せな人生を送れることだろう。
だってそうだろう、周りのことなど考えず、自分のことだけを考えればいいのだから。

愛する者たちを置き去りにして、自分の好きな土地へ行き自由奔放に暮らす――。
俺にもそんな、他人を顧みないような性格があれば良かったと思う。

俺は大切な人たちを犠牲にしてまで、自分の理想を優先はできない。
そんなことまでして宮古島に移住したとして、本当に心から宮古島の生活を楽しめるだろうか。
どこかでわだかまりがあるだろうし、常に罪悪感を持って生きることになるだろう。

移住を決断できない人は、勇気がないからではない。
他人のことを思いやる優しい人だからだ。
今後もきっと、俺は他人を踏み台にしてまで宮古島に移住することはないだろう。

一度きりの人生だとわかっていても、俺は愛する家族を優先して考えることのできる人間であり続けたい――。
2016/12/12 Mon. 23:00 | trackback: -- | comment: -- | edit