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HARUのスローライフ日記

~死す時は宮古の海に抱かれて~

(2/28)「南の島体験記」の巻 

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長い通勤時間。
座れたときは眠り、座れなかったときは本を読む。
そんな“自分なりのスタイル”がいつのまにか出来上がっていた。

満員電車で、もみくちゃにされながら読書をするのも楽ではない。
本の位置が顔のまん前になったり、ときには本が頭上の位置にきたりもする。
そんなカオス&アナーキーの中で読書をするのも、慣れてしまえばどうということもない。

この機会に、以前からずっと気になっていた一冊を読んでみることにした。

ご存知の方も多いかもしれない。
「レギュラーの宮古島住んでみたらこうだった!~僕らの370日、南の島の体験記~」という本である。
テレビ番組内で、レギュラーの2人が宮古島に移住して民宿を作り、運営していく――、という内容の企画だった。

俺も当時は毎週欠かさず録画して見ていたものだ。
羨ましさと、憧れと、嫉妬の感情を抱きながら……。
この本は、その当時の2人の回想録のような内容になっている。

ほとんどが知っている場所で、知っている人物も登場するため、その時々の情景が目に浮かぶようだった。
芸能人だからこそ――、というようなご都合主義的な出会いがほとんどだが、それなりに面白かった。
1年を通して島で暮らしたら、きっとこうなんだろうなぁ……、と少し自分を重ね合わせたりもした。

ネットで“宮古島”に関する情報を検索していると気付くことがある。
宮古島に移住するときは、憧れの地で暮らせる喜びと意気込みをSNSに投稿するのだが、移住に失敗し内地に戻る者は、ほとんどその情報を発信することはない。
だから、このレギュラーの2人が宮古島に移住して、1年足らずで東京に戻るまでの感情の変化や考え方の変化が非常に興味深かった。

両親が横浜にいるかぎり、俺が宮古島に移住することはないだろう。
だがそれでいいのかもしれない。
宮古島は日常を過ごす“当たり前の場所”ではなく、非日常を感じることのできる“特別な場所”なのだから。

愛する人でも、毎日会っていれば感動は薄れるに違いない。
1年に1度しか会えないからこそ、大切で愛おしいのだ。
俺にとっての宮古島は、きっとそういう存在なのだと思う。

宮古島に会いたくて仕方がない――。
2017/02/28 Tue. 23:00 | trackback: -- | comment: -- | edit