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HARUのスローライフ日記

~死す時は宮古の海に抱かれて~

(4/13)「10ヶ月!」の巻 

とにかく、今の俺には本当に時間がない。
毎日何かに追わながら、毎日何かを追いかけているような日々。
夏の宮古島での長期休暇を手に入れるために、自ら選択した道とはいえ、さすがにキツい。

職場までの往復通勤時間は約3時間。
6連勤、7連勤などは当たり前。
ちなみに今日は、7連勤中の4連勤目だった。
7月、8月以外の10ヶ月間は、この過酷な労働環境がずっと続く。

「時間が足りない」のではない。
「時間がない」のである。
「時間」とは「自分で作り出す」ものだと思うが、その「削る時間」さえないのだ。

こんなバタバタの日々を繰り返す中で、宮古島に出発することになるのだろう。
まとまった時間が取れない以上、日々のわずかな時間を宮古島の準備に充てていくしかない。
それとともに、今はとにかく体調管理を徹底的に気をつけていこう。

「1週間」働いて、夏の「1日分」の休みを手に入れている。
「週休2日」を「週休1日」にすることにより、1週間に「1日分」をプールしているのだ。
それを10ヶ月間積み重ねると、約「42日分」の休みがストックできるというわけだ。

俺が宮古島で過ごす「48日」は、その1日1日すべてが貴重であり、決して無駄にはできない。
10ヶ月間かかって、ようやく手に入れた血と汗と涙の結晶なのだ。
単なる「旅」に、ここまで全力になっている自分がときどき愛おしくさえ思える。

「10日間の旅」を「年に5回」したほうがいいのではないか――、とも思う。
生きているうちに、世界中の絶景を見て回るのも悪くない。
だがどうしても「宮古島」になってしまうのだ。

ここまで「宮古島」に固執する理由は何のだろう。
正直、自分でも明確にはわからない。
単純に「新しい土地を1からはじめる」のが面倒なだけなのかもしれない。

人間でもそうだろう。
長く付き合った異性と別れたあと、新しい異性を見つけて、同じように親しくなるまでには、それ相応の時間と労力がいる。
うまく言えないが、そういったことが面倒なのではないだろうか。

だが「宮古島」そのものに惹きつけられているのだとしたら、その具体的な対象は間違いなく「海」だろう。
よく「宮古島の人たちの温かい人柄に惹かれて……」といったような記述を目にするが(俺も書いたかもしれない)、それは明らかに妄想だ。
観光客に対して「温かく接しない観光地」などあるはずがない。

どこの地域に行ったとしても、観光客は温かく迎えられるものだ。
だから宮古島に行って、人々が温かく迎えてくれるのは当然なのだ。
なんせ「金」を落としていってくれる大切な「お客様」なのだから。

宮古島に長くいると、そのことが身をもってよくわかる。
「観光客」でなくなったとき、初めて俺の言っている意味がわかるだろう。
「宮古島の人間」も「内地の人間」も本質的には何も変わらない。

別に宮古島の人を薄情だと言っているわけではない。
内地の人間と何も変わらない――、というだけだ。
「島の人間」だろうが「内地の人間」だろうが、「金を落としてくれる観光客」に対してはどこに行っても温かいのである。

観光客としては、決して歓迎されることのない宮古島まで、あと84日――。
2017/04/13 Thu. 23:00 | trackback: -- | comment: -- | edit