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HARUのスローライフ日記

~死す時は宮古の海に抱かれて~

(4/17)「まさかこんなことに……」の巻 

さすがにここまでは予想できなかった――。

今年もし宮古島に行けないとしたら、それは父親のことで――、だと思っていた。
あるいは、仕事上の都合で行けない可能性もあった。
それがまさか、自分自身の体調に関わる問題で行けなくなるかもしれないなんて……。

3月までは特に何の違和感もなかった
右目の調子が悪くなり始めたのは、4月に入った頃だったと思う。
それでも最初は「すぐに良くなるだろう」と軽く考えていた。
しかし時間が経過しても症状が改善することはなかった。

怒涛の7連勤が終わり、ようやくの休み。
かねてからの予定通り眼科医に足を運んだ。
初めて行く眼科医だったが、不安よりも期待のほうが大きかった。
だがその安易な希望的観測は医院のドアを開けた瞬間に打ち砕かれることになる。

待合室の患者数ゼロ。
開け放たれた診療室のドアの向こうには「白衣」ではなく、なぜか「私服」を着た女性医師らしき人物と、そのアシスタントらしき女性の2人のみ。
しかも電気は消されており、診療室は不気味な薄暗さに包まれていた。

これまでの人生でいくつもの病院を見てきたが、こんなのは初めてだ。
ちょっと信じられない光景だった。
どうせろくな診察もできないであろうことは、すぐにわかった。
そして実際にその通りの結果となった。

診療明細書や診療点数などの書類も何一つ渡されなかった。
診療費として2600円取られた。レシートさえもなかった。
こんな開業医が今の日本に存在していること自体、にわかには信じられない。

それでなくても目の不調で不安な気持ちなのに、さらにどん底に叩き落とされた気分。
その眼科医を出てすぐ、最寄りの眼科医に行くためにバスに乗った。
そして2院目の眼科医に行った。

ここではまともな診察が行われた。
先生は原因について「ドライアイ」などを挙げたが、いまひとつピンとくるものはなかった。
だが「ドライアイ」の症状が近年悪化していることは間違いない。

とりあえず目の炎症を抑えるための点眼薬などを処方してもらった。
しばらくはそれで様子をみるしかないらしい。
言われる通りにするしかない。

鏡を見るたびに絶望的な気持ちになる。
なぜ自分ばかりがこんな目に遭うのかと、神様を呪いたい気分。
宮古島のことを考えている余裕など、まったくなくなってしまった。

俺には今のこの現実を受け入れることができない……。
2017/04/17 Mon. 23:00 | trackback: -- | comment: -- | edit