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HARUのスローライフ日記

~死す時は宮古の海に抱かれて~

(4/28)「暗闇の中で……」の巻 

帰宅して洗面所で手洗いとうがいをする。
ついでに鏡で自分の顔を確認する。
それが今までの人生のルーティーン。

数日前から、そのルーティンが少し変わった。
帰宅して洗面所で手洗いとうがいをすることに変わりはないが、洗面所の明かりを点けることがなくなったのだ。
部屋からこぼれるわずかな光を頼りに、薄暗い洗面台の前に立つ。

鏡に映る顔はおぼろげな輪郭しか見えない。
いや、その輪郭さえまともに見ようとはしない。
極力、自分の顔を見ないように心がけているからだ。

自分の顔を見たくない。
蛇行した血管が赤く浮き出た右目。
毎日、一縷(いちる)の望みを賭けて、症状の確認だけはしているが、まったく変化はない。

他の誰でもない、すべては自分の責任。
だが、その代償はあまりにも大きすぎた。
俺の未来を奪うほどのことになるなどと、一体誰が予測できただろう。

希望は持てそうにない。
取り返しのつかない状況。
人生どこでどうなるか、本当にわからない。

ブログを読んでくれている方たちは、自分のカラダを大切にし、その日その日を悔いのないように生きてほしいと切に願う――。
2017/04/28 Fri. 23:00 | trackback: -- | comment: -- | edit