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HARUのスローライフ日記

~死す時は宮古の海に抱かれて~

(5/12)「悪魔の拷問」の巻 

この「目」そのものの醜さが、俺を苦しめているすべての要因ではない。
こうなってしまったことを悔む気持ちが、何よりも俺を辛くさせている。
こうなることを防ぐチャンスは、今まで何度もあった。

先天性の病気とか、不可抗力で負ったキズなら、まだあきらめもつく。
だが俺の場合は違う。すべては自分自身のせい。
悪いのはすべて自分なのだ。

毎日毎日、ずっと自分を責め続けている。
自分自身を殺したいほど憎んでいる。
憎んで、恨んで、悔やんで、悲観する。
それを1日中繰り返す。

ノイローゼになりそうな24時間。
1日中、ため息ばかりついている。
血管が浮き出ていない白目を持つ人は、みなそれだけで幸せ。

俺みたいになってしまったら終わりだ。
世界が闇に包まれてしまえばいいのに――、そんなことばかり考えてしまう。
そうなれば相手の顔を見なくてすむ。

「目」というのは、まったく厄介な場所だ。
忘れよう、忘れようと、心に決めても、鏡を見るたびに現実を突きつけられる。
立ち直ろうとする者の心を容赦なく切り刻む。
あまりにも残酷すぎる。

この永遠に続く悪魔のような拷問に、俺はもう耐える自信がない――。
2017/05/12 Fri. 23:00 | trackback: -- | comment: -- | edit