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HARUのスローライフ日記

~死す時は宮古の海に抱かれて~

(6/11)「明日の検査」の巻 

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明日は、今の「右目」とは別に「ある重要な目の検査」が控えている。

俺の父は「網膜色素変性症」という目の病を患っている。
発病する確率は約1万人に1人という、未だに有効な治療法が確立されていない難病のひとつだ。
この病気は遺伝する可能性が高いと言われていて、その確率は約50%らしい。

今回、眼科をいくつか受診した中で、とある医師から、この「網膜色素変性症」の検査を一度受けておいたらどうか――、と提案され、その検査を明日行うというわけだ。

「右目」だけでも手一杯なこの状況の中で、もし「網膜色素変性症の疑いあり」という診断結果が出たら、果たして俺はその現実を冷静に受け止めきれるだろうか。
検査自体はそれほど大がかりなものではないらしいが、その検査結果がもたらす影響は計り知れない。
正直なところ「真実」を知るのが怖い。

遺伝していようがいまいが、検査など受けずに、このまま人生をやり過ごすという選択肢もあった。
父は検査を勧めたが、もし「遺伝している」という結果が出た場合、一体どんなメリットがあるのだろう。
治療法がない以上、病気を早期発見できたところで何の意味もない。
それどころか、残された日々にまた新たな絶望がプラスされるだけだ。

あまり深く考えず、何気なく予約してしまった「網膜色素変性症」の検査。
だがその結果がもたらすものが、俺をさらなる暗闇へと引きずり込むかもしれない。
明日は「いい日」になるのか「悪い日」になるのか。

何だかわからないが、どんどん人生が追い込まれていくような気がしてならない――。
2017/06/11 Sun. 23:00 | trackback: -- | comment: -- | edit