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HARUのスローライフ日記

~死す時は宮古の海に抱かれて~

(6/13)「特別な日々ありふれた日々」の巻 

つい数ヵ月前までは、ごく普通の日常生活を送っていた。
音楽を聴いたり、海外ドラマを見たり、買い物を楽しんだり。
そんな「ありふれた日々」は、今の俺にとって「特別な日々」になった。

今は何をしていても楽しさなどまったく感じない。
人と接する時も必要最低限の話以外はしなくなった。
通勤途中も、就業中も、自宅にいる時も、感情の起伏がなくなった。
気持ちは常に沈み込み、落ち込んでいる状態がずっと続く。

以前は鏡を見れば、髪型を気にしたり、肌の具合を気にしたりしていたが、今はそういったところにはまったく目がいかなくなった。
今の俺にとって重要なのは、とにかく右目の状態だけなのだ。
まわりの人から見たら「血管の浮き出た右目」よりも「手入れをしていないボサボサの髪」の方が気になるかもしれない。

自分の中の感覚では、顔の半分が崩壊してしまったような気分。
それが正しい判断なのかどうは、もう俺にもわからない。
未だかつて、ここまで精神的に追い詰められたことなどなかった。

もし今、宝くじで高額当選したらどうだろう。
おそらく俺は特に喜びもせず、冷静なままだと思う。
もし莫大な金が手に入ったところで俺の生活は何も変わらない。

高額当選ではなく、この目が治るという希望が欲しい。
その「希望」の値段が高額当選に匹敵するのなら、働いてその金を手に入れてやる。
健康なカラダさえあれば他には何もいらない。

生きていて良かった――。
そう思える瞬間が、もう二度と訪れることはない俺の未来――。
2017/06/13 Tue. 23:00 | trackback: -- | comment: -- | edit