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HARUのスローライフ日記

~死す時は宮古の海に抱かれて~

(6/25)「その日は訪れない」の巻 

心晴れやかな日――。
そんな日がもう二度と来ないとしたら、あなたは今日をどう生きますか――?

たとえば、髪を切りすぎたとか、顔の目立つ場所にニキビができたとか、目の下にクマができたとか、頭痛がひどかったりとか、歯が痛かったりとか……。

誰でも1年のうちに何回かは、そんな憂鬱な日があるだろう。
だが何日かすれば、その憂鬱は跡形もなく過去へと通り過ぎて行く。
その時の心晴れやかな気持ち――。

人生で最もひどい充血の日があったとする。
俺の右目は、その「人生で最もひどい充血の日」が永遠に続く。
ああ今日は綺麗な目をしている――、そんな心晴れやかな日は永遠に訪れることはない。
ずっとこの現実を背負って生きていく。

過ぎたことを悔むよりも、現実を受け入れて前向きに生きようと決めた。
だが今日、鏡を見たとき、その強い意思はいとも簡単に崩れ去った。
目を背けたくなるような自分の「右目」に、悔しさ、悲しさ、失望感……、そんなあらゆるネガティブな感情が爆発した。

なんでこんなことになってしまったのだろう――。
今さら――、と思えるような不毛な問いかけを自分自身に始めた。
そしてこういう結果を招いてしまった自分の愚かさへの憎悪と怒りを心に飲み込む。

K子が「(血管なんて)ぜんぜん気にならない」と言ってくれた「魔法の言葉」の効力はすでに消えていた。
自分を呪い、右目を呪い、人生を呪った。

こんなことじゃダメだということはわかっている。
それでも何かを責めずにはいられない。
その剥き出しの怒りの矛先は自分自身。

俺の気持ちは再び、深い闇に沈みこんでいく――。
2017/06/25 Sun. 23:00 | trackback: -- | comment: -- | edit