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HARUのスローライフ日記

~死す時は宮古の海に抱かれて~

(7/4)「残されているもの」の巻 

この目を見るたびに気が狂いそうになる。
見た目が気持ち悪いだけじゃない。
数日前から常に目にゴミが入っているような異物感、そして慢性的な乾き。

時間が経てば経つほど確実に悪化しているとしか思えない。
やはりこの現実を受け止めるのは難しい。
生きていくモチベーションは奪われたまま、絶望感と喪失感と後悔だけの日々。

どれほど人生を豊かにしようと努力してみたところで、結局、この壊れた目が一生ついてまわる。
幸せになんてなれるわけがない。
幸せが訪れることのない人生とわかっていながら、生きていけるほど強くない。

俺の人生はもう終わったんだと認めるしかない。
絶対に認めたくはないが、認めるしかないのだ。
自分の力では、どうにもならないことだってある。

今回ばかりは、宮古島に行っても何も変わらないだろう。

今の俺には自殺をする者の気持ちが痛いほどよくわかる。
他者からみれば「そんなことで?」と思うようなことでも、本人にしてみたらもう限界なのだ。
これ以上生きていくことができないほどの失望感、絶望感、喪失感。

全盲の人から見たら、目の見える俺は幸せに思えるだろう。
だが俺は俺で十分苦しんでいる。
それぞれの人が抱えている、それぞれの辛さは、結局、本人にしかわからないものなのだ。

ちょっとした過ちで人生が大きく狂うことを知った。
取り戻せない失敗。
それを教訓にしようにも、もうすべての可能性を失ってしまった。

今の俺に残されているものは……、残されているものは……、もう何もない――。
2017/07/04 Tue. 13:00 | trackback: -- | comment: -- | edit