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HARUのスローライフ日記

~死す時は宮古の海に抱かれて~

(7/19)「浜辺での出会い」の巻 

二人組の観光客の女性。
無人の夜のビーチを散策していたらしい。
彼女たちのほうから話しかけてきた。

20170719 hoshizora (2)
せっかくなので、釣ったばかりの魚を焼いて食べようということになった。
こんな経験はめったにできるものじゃない。
しかしバーベキューしたりする道具は何もないはずだが……。

ここでケンケンのサバイバル能力がいかんなく発揮されることになる。
マキになりそうなものを、あっというまにどこからか探してきた。
着火剤もなかったのが、ティッシュペーパーを代用していた。

魚を刺す串は、適当なものを林の奥から見つけてきた。
味付けは海水の塩かと思いきや、ケンケンが車に調味料を積んでいた。
本当にすごいヤツだ。

20170719 hoshizora (3)
結局この通り、何の準備もしていなかったにもかかわらず、完璧な浜焼きが完成した。
偶然居合わせた彼女たちのみならず、俺にとっても、またひとつ最高の思い出ができた。
アーガイという魚を焼いたのだが、本当に最高の味だった。

20170719 hoshizora (4)
串のままだと食べづらくなってきたので、今度はフィンを「皿」代わりに使った。
フィンをここまで多種多様に使うヤツは、そうそういないだろう。
俺はあっけに取られるばかりだった。

20170719 hoshizora (5)
うまい魚を食べ終わったあと、今度は俺の出番だ。
星空用で持ってきていたカメラをセッティングし、今シーズン初の星空撮影に挑む。
彼女らに細かい指示を与え、撮影に臨んだ。
テスト撮影も終了し、いざ本番。

20170719 hoshizora (6)
ライティングなどにも細心の注意を払い撮影した。
久々の撮影だったわりには、なかなか良く撮れたと思う。
あとでこの写真を彼女たちに送ったのだが、とても喜んでくれていた。

最初から予定調和的に企画されていた「星空撮影ツアー」とはまるで違う。
彼女たちがその場に偶然居合わせ、俺たちと出会った。
そして、たまたま頭上に天の川が光り輝いていた。
すべてが自然の、奇跡の巡り合わせの瞬間なのだ。
だからこそ価値がある。

20170719 hoshizora (1)
こうして俺とケンケンは、二人のもつそれぞれの得意分野を活かし、今夜もめいっぱい楽しい夜を過ごした。
時間は午前0時をまわっていた。
昨日から、いろいろなことが起こりすぎて、とても2日間の出来事だとは思えない。
とんでもなく内容の濃い2日間だった。

これから先、俺とケンケンはどんな冒険をしていくのだろう。
そしてどんな出会いが待っているのだろう。
それは俺たち自身にもわからない。

俺たちの冒険記は、まだ始まったばかり――。
2017/07/19 Wed. 23:55 | trackback: -- | comment: -- | edit